会社概要|株式会社マトバ塗装店

近隣の塗装店での勤務をきっかけに私は塗装という仕事に就きました。見習い時代は親方の厳しい指導があり、怒鳴られることもしばしばでした。その中で、自分を認めてもらいたいという想いと、頑張る気持ちで努力しました。5年目になると、塗装の仕事を楽しむようになり親方から現場を任せてもらえる「番頭」の役割を担えるようにもなり仕事のやりがいを感じていました。それとともに責任を伴うポジションの重要さを痛感するようになっていました。見習い時代は単に仕事をすることに集中していましたが、番頭になることでお客様の存在の重要性を理解し、それまでの仕事スタイルを一新する決意をしました。塗装が綺麗であることはもちろんですが、お客様の満足と信頼を得るためには繋がりを大切にすることが大切であることを学び、今もその気持ちを大切にしています。

番頭として3年間の経験を積んでいた私に、厳しい親方から「独立してみないか？」という言葉がありました。その瞬間の喜びは今でも鮮明に覚えています。当時の塗装店は代々続く老舗が多く、ゼロからのスタートに不安がありました。その迷いの中で、一人の職人が私を支えてくれると言ってくれた事はこれまでもこれからも、私が日々歩み続ける励みになっています。ゼロから始めるという決断をし不安やプレッシャーを抱えながらも、それを払拭したい気持ちを糧にトラック一台と職人一人でマトバ塗装をスタートさせました。人を雇う責任や仕事の継続に対する不安が日々の中で交錯しましたが、その中で今もなお成長し続けられるのはお客様と従業員のおかげです。